なかやんの毎日

学生起業家の進む道のりin富山

てんつくマンのトークライブまとめ

先日、てんつくマン(天国を作る人)こと軌保博光(のりやすひろみつ)さんのトークライブに行ってきたので、その内容をご紹介します。

 

1.プロフィール

1968年生まれ。

お笑い芸人になる。(相方は月亭方正

映画を作りたいと思い、芸人を辞めて映画制作へ。

しかしトラブル続出で鬱病に。

自身をつけるため、1ヶ月連続毎日フルマラソン(42.195km)に挑戦し、完走。

復活し映画作りを始めるも、またもやトラブル発生で800万の借金を背負う。

返済の為に、一か八かで路上に立ち、書道もしたことないのに言葉を書き始める。

初めは罵倒されながらも奇跡の大ブレーク。個展まで開き、借金返済し映画制作費も集めた。

そして念願の映画「107+1~天国はつくるもの~」完成。スマッシュヒット。

次は環境問題に関心を持ち、NGO「MAKE THE HEAVEN」を設立、カンボジアでの海外支援開始。

砂漠を森に変える中国内モンゴル自治区での植林活動開始。

東日本大震災では「め組JAPAN」を結成し、復興支援。

44歳からゴルフを始め、プロゴルファーになるために、タイ、フィジーへ。

現在は、講演会、メンタルコーチ、歩く学校を行う。

 

2.自分の才能に気づく方法

皆さんは自分の才能に気づいていますか?

ここでは、てんつくマンが教える自分の才能に気づく為の言葉を紹介します。

それは、

やってみなわからんやろ

です。

 

どんなに馬鹿なげたアイデアでも、人に笑われるような事でも、やってみなきゃ結果は分からないんです。

そこから人は学んでいくんです。

 

自分がやったこと以外から自分の才能は見つからないということ。

と僕は解釈しました。

 

そして大事なのは、何かをする際に、常識的な大人にアドバイスを聞かないこと。

「やめといたほうがいい」とか言われてやめてしまうのが一番勿体ない。

 

何よりも優先すべきなのは自分の本心で、何をしたいのかを自分の奥の奥に聞いてみる。

そして出た答えを実践すればいい。

てんつくマンはいつも自分の本心に従って生きてきたそうです。

 

3.フィジーと日本の違い

皆さんはフィジーの「ケレケレ」という文化を知っていますか?

それは「あなたは私。私はあなた。」というもの。

その辺に自分の服を干しておくと、知らない人が勝手に服を着るそう。笑

ただ、僕の服も着てもいいよと。そういう文化です。

日本の子どもの6人に1人は貧困状態にあります。

それは離婚などが原因になっています。

しかし、フィジーには貧困の子どもはほとんどいません。

子育て出来ない状況になってしまったら、他の人に任せるからです。

そうやって助け合って生きているんですね。

 

フィジーは世界一幸せな国と言われています。

理由は、制限がないからです。

時間の制限はなくマイペースに生きれる環境があるのです。

子どもの時に親から教えられる事はこの2つだけ。

・自分が多く持っているものは必ず与えろ。

・困っている人を助けろ。

 

日本はどうでしょうか。

正しさを求める教育をされていると思います。

「時間を守れ」「ひじをつくな」etc..

 

過去のルールを守ることで幸せになっていますか?

統計的にみれば幸せにはなっていないはず。

正しさを求めすぎるあまり、大切なものを見失っている気がします。

てんつくマンが言う、天国を作る方法。

それは、

「ルールをなくすこと。」

 

4.まとめ

皆さんはてんつくマンのプロフィールを見て、何をやっている人だと思いましたか?

具体的な職業では表現することが出来ないはずです。

僕が思うに彼は、「てんつくマン」。もっと言うと「自分」という職業でやっています。

平均点をとるような人は、今後やっていけない。

どうやったら楽しくなるのか、どうやったら笑えるのかを考えながら、自分の特技・好きなことをどんどんやっていく人が生き残って行くんですね。

 

最後に、僕が個人的に好きなてんつくマンの言葉をいくつか書いておきます。

 

「幸、不幸を創るのは、今起こっている出来事じゃなく、それに対しての意味づけ。」

「やってだめならもっとやろう」

「人に出会うことは自分に出会うこと」

「命を使って自分を活かす」

「自分に生まれてよかった!」

「心配するな、どうせ死ぬ」