某大手学習指導塾社長が考える「働く」とは 2限目
どうもバナナ侍です!!
今回も僕が偶然出会った学習塾の社長についてのお話です。
前回の続きなので、まだ読んでいない人は1限目から読んでください!
それではいきます!
仕事を通して人を育てる
皆さんは「学習塾の目的は何か?」という質問をされたときにどんなことを答えますか?
ほとんどの方が「生徒の成績を上げること。」と答えると思います。
僕自身もそう答えます。
しかし社長の考えは違いました。
「もちろん生徒の成績を上げる事は目的の1つだけど、それだけじゃなくて、僕は仕事を通して働く社員も育てています。」
話を聞くと、社長が担当する教室で働いている社員さんは、鬱など精神的に病んでしまっている方が多いそうです。
社長はそういう人たちに塾講師という仕事を与えて、社会でやっていけるように成長させているらしい。
塾講師という仕事は、大人と関わる仕事ではなく、子どもと関わる仕事であるため、言ってしまえば他と比べて難易度は低い。
さらに子どものエネルギーを直に感じ取ることが出来る。
子どもに教えることで自分が役に立っていることを感じてもらう。自分に自信をつけてもらう。
更にインセンティブを上手く使って、結果を出した人には給料を多くする。
そうする事でさらなる自信を生み出し、仕事を楽しく感じてもらうようにしている。
そういった社長の想いがあるため、その教室は輝いている。
僕が初めてその教室に入った時もみんな笑顔で迎えてくれたし、精神的に病んでいるなんて1ミリも思わなかった。
学習塾の目的と社長の目的は外れていた。
やらされているのではなく、自分の世界を生きていると感じた。
仕事の目的は自分で作っていくものだと社長の話を聞いて思った。
会社の目的=自分の目的ではなく、その会社の中で自分をどうデザインしていくかが大事。
社長はこんなことも言っていた。
「自分に合った仕事ばかりを探すな」
この言葉を聞いたときは納得がいかなかった。
自分のやりたいことを求めるのが今の時代のマインドだと思っていたからだ。
でも今はかなり肚に落ちている。
どんな仕事でも目的の持ちようによっては成果は無限にあると思った。
100%自分に合った仕事なんて無い。
それを探すのはむしろ「困難から逃げている」とも感じた。
やっぱり社長はかっこいい!
社会に飲み込まれることなく、自分のやりたいように生きている。
絶対にやりがいあるし、毎日が楽しいと思う。
少なくとも「土日のために平日を頑張る人生」ではない。
皆さんはどんなことを考えましたか??
コメント欄やTwitterのDMでもいいので感想を聞かせてほしいです!!!
http://twitter.com/@naaaaakayan
さてさて次回はいよいよ最後になります!
社長の子ども達に対する想い、そして社長の生き様についてまとめます!!
乞うご期待!